2013年2月15日金曜日

大人の痛み


ギターdeたんこぶ。







スタジオで練習を終え

考えごとをしながら
肩にかけていたギターを持ち上げ外そうとした瞬間

ギターのボディの丁度突き出た部分に
右目の瞼を直撃
鈍い音と共に

い・・痛いっ いったい ああ痛い痛い くーっ痛い!!


いやーこんなに大声で
痛みを発したことなんて久方ぶりだった


スタジオで一人
人目も無い空間だったもんだから
もう好き放題に声を発しました


不思議なもんで
声に出すと痛みが引いていくようで(気のせいだろうけれど)

歌いまくって喉も温まり 声も出ていたもんだから
尚更わーわーと叫んでいました


幸い 少しの腫れと痛みが残っただけでしたが
我ながら情けないひとときだった





小学生の頃
習い事の定番 ピアノのレッスンを毎週火曜日に受けていた

しかし本当にピアノが嫌い

憂鬱の火曜日だった


始めは お腹が痛いとか頭が重い 風邪気味だなんて言って
仮病の定番をフル活用 しかしこれも長く続かず


仕舞いには
学校帰りの古びたコンクリートの階段で
痛みを堪えてわざと転んだりして

膝を擦りむかせ 無理矢理に血を滲ませ
「今日はちょっと歩けないかも」なんて言ってみた



母さんが一言

「車で送ってあげるから行きなさい」



・・・了解です。






そこまで嫌なら辞めりゃー良かったよな。。






無駄な痛みは 無駄に終わった小4の夏だった


































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