2013年2月27日水曜日

FUN.


久々の音楽鑑賞。

 



恥ずかしながら滅多に音楽を聴かない日常の中で

久々に耳に残る曲と
超好みなジャケットを見付けた


上の 鮮やかなイラストジャケットは
一目見て「好き!!」と声が出るようなアタシ好み


で「WE ARE YOUNG」という曲が気になっていたところ
このジャケットと同じバンドだったことが判り
尚更好きになりました



アメリカの【FUN.】というバンド
音楽に敏感な方はとっくにご存知だと思いますが

ボーカルがQueenのフレディマーキュリーに似ていると
言われるのも納得な程の高音の美しい声
(アタシとしては男臭さが増したら 更に好みですが)


アレンジもかなりQueenを意識している感じの曲もありますが
完成度もかなり高いです






こういう曲 ありそうでなかった

先日のグラミー賞でも2冠を獲得
今年のFUJIROCKにも来るらしいのでこれは観たい






ちなみに。

ボーカルのネイトルイスの紹介で
かならず



楽器は殆ど出来ない

と記されている




・・・余計なお世話だ。

こんだけいい声なら十分だ 







2013年2月25日月曜日

予定は未定でない


この先にあるものは。


今日のスタジオ練習で
録音したい6曲のイメージが明確になった


来月これをひたすら突き詰めて
4月に録音 
5月にCDという形に仕上げ
ライブに臨む

本当は昨年からこの構想は決まっていたけれど
やっと口に出せるまでに至りました・・


バンドを解散して ギター1本弾き語りで
またステージに一人立つことが
正直 イメージ出来ないくらいだったけれど

昨年 その思いが 何とか形となって活動出来た


そして今年
自分の声とギターだけで音源を作る

自分のギター1本で 何が出来るだろう
そんなの無謀かもしれないし
やれたとしても
それが納得出来るものになるのか 我ながら疑問だった


デビューしてから
常に多くの方達の力を借りてここまで来て
気がつけば色んな誰かが周りで支えてくれていた


アタシは歌手だから
楽器は二の次でいいんだと
どこか甘い考えもあったし
自分が出るまでもなく 作品が出来上がっていくのを
ただただ 見届けることしかしていなかった


でもここへきて
最後はやっぱり自分一人で
裸一貫で勝負しないと 終われないし始まらないなと腹を括った


それでも「大大丈なの?」って自問自答ばかりで
それでも「いやいや大丈夫」って小さい声で言い放って

そんなこんなな日々でありました


今日はやっと 全ての曲で
引っ掛かっていたものが解き放たれた


周りの声が 自分の可能性を広げて
悩みを解決してくれることも多かったから
一人はやっぱり その分時間は掛かる



でもそれだって 必要な時間だと思える



なんでも否定的だった自分が
肯定する柔軟さを身につけた






いやー タダじゃ歳は取らないぜ。





2013年2月23日土曜日

不変的



「お袋越え」はいつの日か。



母さんに会うと
必ずコロッケと煮物を お土産に作ってきてくれる
久々に食べるお袋の味は
いつだって美味いに決まっているんだ


やっぱり何かが違う
何が違うんだろうか
まだまだアタシでは この味にならない




「家のコロッケはどんな形か?」という話になったりすると
小判型が多い中
フナクボ家は俵型なのですが

最近では
「コロッケなんて 
買ってきたモノしか殆ど食べたことないです」
なんていう子も多い


そうか お袋の味って 総菜屋の味になってしまっているのかと
少々哀しくなるが
逆に言えば
うちの母さんが当然の様に作ってきてくれた
おかずのアレコレに

しみじみ感謝しなければと思う




昨年作った曲『ピカイチ弁当』の歌詞の中で
母さんの弁当は茶色いなんて

失礼なこと言っちゃってね・・
でも否定出来ないしっ
(でも美味しいんだって言ってんだから許してね)


見た目よりも重要なのは中身よ


って歌っている 
それは料理でも人間でも同じだと 言いたかったのだ



天災にも負けず懸命に育てられた 甘みの広がる野菜のように
人生の荒波に揉まれ 色んなものを削ぎ落とした人には
どんな上手に振る舞ったって敵わない


穫れたての魚の美味さには叶わない様に
若さに勝てない現実だって 当然あるけれどね





歳を重ねる程  
人の中身が透けて見えるようになってきた気がする






自分も透けて見えているのかと思うと  ビクビクします




















2013年2月21日木曜日

歳月の痛感



気がつきゃ高所恐怖症。




最近 
週末は自宅に引き蘢って練習ばかりだったので
久々に 母さんと横浜へ。



実は 横浜を愛していると言いながら
一度も登ったことが無かった 初のマリンタワーへ行く


一昨年に 久々に東京タワーに登り
吐き気を催したアタシでしたが
さすがに その半分にも満たない高さ程では大丈夫だろうと
甘く見ていた が


・・酔っている。



快晴の横浜の景色に酔っている、、訳ではなく
確実に アタシ酔っている
なんだか揺れていないか?
気持ちが悪い。


そんな訳で 景色もそこそこに地上へ!



ふう。。落ち着くぜ地面





いやー弱くなったと改めて思う

ジェットコースターなんてのも
昔はへっちゃらだったけれど
今はお金を出して乗りたいとは 微塵も思わぬ体たらくぶりだ


情けない
これはどういう現象なのだろう
歳を重ねると
踏ん張りが利かなくなるのか
三半規管が弱まるのか





でも 富士山は大丈夫なんだよな


山の神秘か。






不思議だな 








2013年2月19日火曜日

泣ける背中



天才。



ビートたけしさんのTOYOTAのCM 大好きです

たけしさんは
台詞を言わずとも
背中で語れる数少ない役者さんだと思います


映画監督としてというより
やっぱり 役者さんとしてのたけしさんが

本当に好きです


このCMはシリーズ化されているので
見る度にしみじみと 唸る



江本明さん   笑福亭鶴瓶さん
もう亡くなってしまいましたが
原田芳雄さん

観ているだけで
なんだか泣けてくる役者さんって何なんだろう



演技以前の器の話なのでしょうか






そういう人達を 結局 天才と呼ぶのかな


















2013年2月17日日曜日

懐かしの一品


青春の味。




たまたまコンビニで目に入って
久々に食べました

コレコレ この味 懐かしいな〜


アタシの高校時代に劇的なブームを巻き起こし
今も健在
いや 更にコクが増して美味しくなったかもしれない

冷蔵庫で冷やしたり
冷凍庫で冷やしたり
トースターで焼いてみたりと

その食べ方でさえ話題のひとつだったんじゃないかな



時代を超えて愛される味

大袈裟でなく
食べ物でも音楽でも
常に新しい世代にも受け入れられるものって
そう多くない訳で

生存競争は厳しいのだ

生き残ったことに意味が在る!


自分の気に入ったお菓子が
気がつけばコンビニから消え去っているのが当たり前な昨今
この安定感は素晴らしい




高校時代よく 早弁(はやべん)してましたが
今の学生達はしているのだろうか


お弁当を持たずに
コンビニでお昼を買っていい日は
必ず菓子パン3ヶ

もう2時限目が終わるころにはお腹グーグーで
女子校だったので
人目も気にせずパンを1つ食す

なので昼にはパン2つ が定番でした


その3つの中の1つが
チーズ蒸しパンだった確率は
かなり高かったように記憶している






あれ、、、これ「チーズ蒸しケーキ」って書いてある

ケーキだったっけ?!昔から?






パンからケーキに 昇格したのだろうか。




2013年2月15日金曜日

大人の痛み


ギターdeたんこぶ。







スタジオで練習を終え

考えごとをしながら
肩にかけていたギターを持ち上げ外そうとした瞬間

ギターのボディの丁度突き出た部分に
右目の瞼を直撃
鈍い音と共に

い・・痛いっ いったい ああ痛い痛い くーっ痛い!!


いやーこんなに大声で
痛みを発したことなんて久方ぶりだった


スタジオで一人
人目も無い空間だったもんだから
もう好き放題に声を発しました


不思議なもんで
声に出すと痛みが引いていくようで(気のせいだろうけれど)

歌いまくって喉も温まり 声も出ていたもんだから
尚更わーわーと叫んでいました


幸い 少しの腫れと痛みが残っただけでしたが
我ながら情けないひとときだった





小学生の頃
習い事の定番 ピアノのレッスンを毎週火曜日に受けていた

しかし本当にピアノが嫌い

憂鬱の火曜日だった


始めは お腹が痛いとか頭が重い 風邪気味だなんて言って
仮病の定番をフル活用 しかしこれも長く続かず


仕舞いには
学校帰りの古びたコンクリートの階段で
痛みを堪えてわざと転んだりして

膝を擦りむかせ 無理矢理に血を滲ませ
「今日はちょっと歩けないかも」なんて言ってみた



母さんが一言

「車で送ってあげるから行きなさい」



・・・了解です。






そこまで嫌なら辞めりゃー良かったよな。。






無駄な痛みは 無駄に終わった小4の夏だった


































2013年2月13日水曜日

車内にて衝撃


美声過ぎる車掌さん。







え?!これクリスペプラー?!
どっきり?どっきりって言っても
クリスペプラーさんが居る訳ないし!


って・・・なんの話かと言いますと。





先日 JRの南武線という電車に乗車した時のこと


車掌さんのアナウンスの声に驚いた

正しく その声が 
あのDJの クリスペプラー氏の声だったのです

ラジオから流れてくるような低音の甘い声


誰も周りは何も感じていないのだろうか??
一人でさり気なく 衝撃を受けていた



電車で一眠りしようと思っていたアタシでしたが
これは降りる時に
絶対車掌さんの顔を確認したいぞ


と思いソワソワ。眠れせんでした

が、、、なんと途中から 



普通のオヤジの声に交代・・・



無念。


しかしこんな時代だ
ありました!youtubeで発見!




やっぱり感じている人 沢山居たんだな
いやー久々に興奮しました




お聞き下さいまし





2013年2月11日月曜日

LIVE PHOTO





もう去年の話ですね。



フナクボ香織ライヴ at  HIYOSHI  Nap
2012 ・12・23 

















































ライブはやればやるほど怖くなる





そして楽しくなる




やめる勇気がないのか
諦める勇気がないのか
他にやれることがないのか
誰かを見返したいのか

全部違うようで 全部そうなのかもしれない



「歌うことが好きだから」
という理由だけで 続けてこられた訳じゃない






でも
結局最後に残るのは それなんだろうけれど。






















またこの歌を 届けるために。 







PHOTO  BY  MASAAKI IKEDA/SOULGRAPH 




















2013年2月9日土曜日

甘くない


音楽=料理。

(↑作/モリエ師匠)



バレンタインデーが近づくと
至る場所でチョコレートの販売合戦

試食しろしろと チョコを差し出されるのを
避けつつ通り過ぎるのが面倒だ


アタシは女子校だったから
渡す相手もなく
ただ お菓子作りの得意な一部のクラスメイト達は
自慢の一品を持ち寄ってキャッキャしてたっけな




料理はそれなりに好きなのだけれど
お菓子作りというものに とことん興味が持てない
という訳で 生まれてこのかた

ケーキどころか クッキー1枚も焼いた試しが無い



料理とお菓子作りの
どこに決定的な違いがあるかと言えば 


それは「分量」


料理は 分量がおおまか頭に入っていれば
あとは「勘」でどうにかなる
むしろそっちの方が 重要かもしれない


しかしお菓子は 粉の配合から時間から
ちょっとしたミスが命取りになる

気が抜けない=面倒臭い という
ま 単純に言えばそういうことかしら‥


しかも その分量通りにやったって
作り手によって 
出来映えに雲泥の差が出るわけだから


美味しいケーキを食べたときの感動って言うのは
一生 自分の手では生み出せないだろうな
と つくづく思う





アタシの場合は
料理の即興性とか 偶然の産物みたいな
余ったものでこんなもの出来たぜ!という喜びが結構好き



考えてみれば音楽も似ていて

ひょんな発見から色んな世界が広がったり
無知故に出来てしまうこともあったりする


デビューした時
「フナクボさんのこの曲は プロの作曲家じゃ
絶対に出てこないメロディなんだよね」と言われたことがある

当時 
アタシはそれを褒め言葉と受け取っていたけれど
それはある意味
基礎知識がないからこその 正に偶然の産物だったわけだ
(知識が邪魔をすることも やっぱりあると思うけれど)



基本アタシの場合は
歌詞を書いた後 そこにメロディを付けていくので
そういう意味で
予想外なメロディラインが生まれたりする

それを自分に期待しながら
曲作りが進んでいくことが
曲作りの楽しみであり 醍醐味であります



高校2年の冬に
「歌手になりたいなら 音大に行って基本から学ぶ覚悟でいけ」
と親から言われ 必至に受験勉強しました

が。。


学校で教わった音楽理論が 殆ど役立っていないというこの事実!





・・・親不孝者だわ








2013年2月7日木曜日

幸せってなんだっけ


オメデトウ。




高校時代からの大切な友達が
今週始めに 初めての出産をした

帝王切開になったのだけれど
無事に男の子を出産


ずっとずっと待ち望み
諦めかけていたその時に 授かった命
なんとも胸が一杯になった

本当に嬉しい報告だった





世の中には色んな夫婦の形があって

子供を授かり幸せな夫婦
子供が出来ずに悩んでいる夫婦
子供が居るけれど悩んでいる夫婦
子供が居ないけれど幸せな夫婦


どれがどうと 比べることではないが
とにかく
幸せの形は一つじゃなくて

周りからどう映ろうと どう取られようと
本人達が幸せであれば


それこそを「幸せ」と呼ぶ





人の目を気にしたり
なんでも人のせいにしたり
自分だけを悲劇の主人公にしてしまう人は

きっとその本当の「幸せ」に気付かない

そんな考え方こそ 不幸せを招くことも知らずに。。








伝えたくても伝えられないもどかしさ

あの人に届く日は 来るのだろうか









2013年2月5日火曜日

斬新本屋


TSUTAYAならぬ、蔦屋。





先日 代官山へライヴを観に行く途中
立ち寄ったのは
あの レンタルビデオの「TSUTAYA」が作り出した



今までのCDやDVDレンタルだけでなく
雑誌や雑貨まで販売している

更には カフェやコンビニが併設されていて
眺めのいい窓際に椅子とテーブル

試聴機の付いている席まである



ここで珈琲を飲みながら読書や勉強まで出来てしまうのだ


TVで この場所の紹介がされていて知ってはいたけれど
アタシがライブをした2年前には
陰も形も無かったので
とにかく衝撃受けまくりで 


オノボリサン全開でした


















書籍や映像のぎっしり詰まった建物と建物の間に
ラウンジまであり
店がセレクトした貴重な雑誌を片手に お酒まで飲めるらしい




こんな場所が学生時代 近くにあったら
さぞ勉強が はかどっただろうにな
と 環境のせいにしてしまいたくなるほど


とにかく綺麗 広い 居心地良し

一日居ても飽きないだろう




いやー久々に びっくらこいた





代官山へ行く際は 立ち寄り必至!です









 

2013年2月3日日曜日

風習


払えるものは 払っとこ。




今日で アタシの長かった厄年生活が
ようやく終わる


前厄 本厄 後厄
終わったと思った矢先

また前厄 本厄 後厄・・・


気がつきゃ
女の30代は ほぼ厄年じゃないか。


まったく
坊主丸儲けとは 
言いたかないが 言いたくなるってもんだ



本人不在でありながら
毎年厄払いに行ってくれていた両親に 感謝です



何か悪いことが起きれば
やっぱり厄年だからねと諦め
何も無ければ
やっぱり厄払いしていたお陰だねと安堵する




何かにこじつけながら生きているのが 悲しくもあり

こじつけることで 引きずらない術も覚えたのかもしれない




何はともあれ今夜
念には念を入れて 鬼退治に励もう







でも 自分の中に居る鬼は 生かしておかねばね

























2013年2月1日金曜日

代官山LOOP


言葉が音になっただけ。




モアリズム×竹原ピストル


昨夜は代官山LOOPへ ライブを観に行く

ここは2年前 バンドで一度ライブをしたが
そのライブが自分的に相当凹んだ結果になった記憶が
今も残ってる


で その半月後にお客として 
お目当てのバンドを観る為にここへ足を運んだ際
一緒に出演していたバンドが 「モアリズム」だった

曲が素晴らしくて 話も面白くて
演奏がとにかくカッコ良くて
こんなバンドがいたんだと 衝撃を受けたのを覚えている


それからファンになった訳ですが
昨夜は2年ぶりの同じ日に 同じ場所でのライブ

あっという間のステージで 名残惜しかった





そしてもう一人
ずっと聴いてみたかった「竹原ピストル」さんのライブを
初めて聴くことが出来た




竹原さんは もともと「野狐禅」(やこぜん)として
アコギと鍵盤という二人組でデビュー
それを経て 現在はアコギの弾き語り









竹原さんの楽曲が以前
ダウンタウンの松本さんの映画の主題歌になった時
松本さんが
「才能がある人が認められていない・・」と
涙ながらにコメントしたと言う


それは歌い手として光栄なことだと思う反面

認められていない訳じゃなく
世間一般にウケる曲とは 
次元の違うところで歌っているだけだろう
なんて思った


言葉が 名前の通り
ピストルのように 凄いスピードで客席に飛び散る

でも何故か押し付けがましくなくて
気がつけば 言葉は音の様に ごく自然に耳にこだまする



ほぼ毎日のような 
びっしり埋まったライブスケジュールが
竹原さんの人生なんだろう



こんな人の歌を聴くと
自分が歌っていることを忘れてしまいそうで怖くなる








そして結局 自分を生かす為に 歌をうたっていることに気付くのです






















フナクボ香織 エレキギターを弾き語るオンナ