2013年4月30日火曜日

Time is money


連休の過ごし方。





今年は前半3連休 後半4連休ってことで
あまり計画を立てられぬまま連休突入
という人が
アタシの周りも多い気がします


天気にも恵まれているので
ま、
お金をあまり掛けずに
でも連休っぽさを味わえたらいいかなと。



小さい頃
母親に連れられ デパートの屋上の
簡素な遊園地に連れて行ってもらった記憶が
なんとなく今も残っている



久々に横浜の某デパート屋上へ行ってみた



岡本太郎さんの太陽のオブジェが
青空に力強く映し出されていた
こんなの気に留めたこと無かったかもしれない。



















子供の頃とは全く違う景色がそこに在った


いや 在るものは同じだけれども
自分が変わったんだ


そう判ると急に淋しくなったりして。








丁度1年程前

千葉の浦安にあります
某超メジャー遊園地のチケットを貰い
10数年振りに行ってみたのですが



ここって、、楽しかったよね???


と自問自答を繰り返した
驚く程に 楽しめない自分がいて

なによりも それがショックでした


なんだか全てが偽善的に映る 作られた夢の国



いやー
つまらなくなったのは この場所ではなくて やっぱり自分なのかしら




記憶に残っているのは
スモークチキンが美味しかったこと。。

夕方まで頑張ってみたが 日が暮れぬうちに帰宅




楽しめるかどうかは 世間の声ではなく自分の感覚



お金を掛けずとも
楽しめる場所は幾らでも在るものだ




本当に行きたい場所へ 行けばいい












2013年4月29日月曜日

純真無垢


美しい世界。




気がつけばもう日付変わって月曜日ですか?!
CD完成に向けて日々慌ただしい。


世間は何だかんだと
遠出している方が多いのか
街は意外と混雑した空気を感じない




今日は久々に高校の同級生と4人で集合
先日第一子を産んだ友達の家へ!


驚くほど泣かない子供で
かなりご機嫌な笑顔を振りまいてくれました


子供が苦手なアタシでさえ
いやー可愛かったな
純真無垢ってやつを久々に感じたりして。


部屋には絶えず童謡のCDが流れ
子供をあやす友達の横顔は 紛れも無くお母さんでした
心が洗われます。。



色んなものが目に映り出しているらしいけれど
当然ながら それが何なのか何も判らない



「この先 見たくないものも見える様になるんだよ」

子供に囁いてみたら
「フナクボ またそんなこと言って・・」と
別の友達に呆れられる




色んなものを知っていく程
純真無垢という言葉が遠ざかっていくのです




まだまだ 天使は天使のままで。








2013年4月25日木曜日

在命


咲き続けろ。


先月の誕生日に 弟から貰った可愛い花束

1ヶ月近く経ったけれども
このカーネーションだけ いまだ健在

今日も同じ朝を迎えています




大切な友達から 癌が再発したと聞かされた。

一度手術して落ち着いていたので
安心していたのだけれど
今年また転移し 抗ガン剤治療が始まるという



白血病と戦い続けるモリエちゃんのブログには
顔の輪郭が元に戻った!
髪の毛が肩まで伸びた!

と日々嬉しい変化が書き綴られる


抗ガン剤治療を卒業し
アタシと出会った頃の彼女の風貌に日々戻り
そして歳を取っていくという有り難き現実

本当に
そのひとつひとつの「復活」に こちらも喜びを噛み締めている



よりによって
何故この子が・・と心底思う


アタシの周りには
類は友を呼ぶからか分からないけれども

「モノ作り人生」 を送る人間が多い


何かを生み出す人間が弱っていく姿は
その生み出されたモノまで遠ざかっていくようで

本当に胸が締め付けられる思いに駆られます



そして自分の無力さを痛感しつつ
アタシに出来ることは結局

音楽での「モノ作り」を続け抜くこと
その姿を見て貰うことしか出来ない


どこか同志のような感覚なのだと思う


だからきっと どうにもならない悔しさが在る





どうか どうか乗り越えてください。












2013年4月23日火曜日

お知らせ




まだ先の話ですが。



デビュー当時からお世話になっています
音楽プロデューサー ひのきしんじさんのお誘いで

10月5日(土)にTOKYO FMホールで行われる
チャリティ公開録音イベントに
出演させて頂くことになりました

(☆詳細はライブのページをご覧下さい)


チケットぴあにてチケットは発売開始していますので
まだ随分先のお話ですが
チェックして頂ければ嬉しいです


イベント自体 出演するのは
かなり久々のことなので楽しみです



ライヴも6月からようやくスタートの予定

今年はずっと引き蘢って歌ってきたので
いい加減 
もう限界です・・

やっぱりライヴ やらなきゃ体が鈍っていく気がします


やればやるでまた 
あの言い知れぬ胃のキリキリ感との戦いが始まり
そして
その後にやってくる充実感というご褒美の繰り返し



アタシはもうそうやって生きていくしか無い
っていうか
結局それを選択して 望んでいるのは自分なのです






後悔と言い訳を残さない


難しいけれども 出来る限り 日々そうありたいな 














2013年4月21日日曜日

被写体と否写体


自分を映すフォトグラファー。


「アントン・コービン 伝説のロックフォトグラファーの光と陰」
という
ドキュメンタリー映画を観に行ってきました


名立たるバンド ミュージシャンを撮り続けるアントンコービン
彼の生い立ちから 撮影の様子
自分の写真への思いと 葛藤

上に映る写真は
アタシも大好きなトムウェイツ



アントンの写真は 無骨な中に
どこか薄暗さと淋しさが漂い
人間の生を刻む力強さが在る
そして音楽が写真に乗り移ったようなライヴ感


それは彼の人生そのものが映し出されていることが
映画を見て判った



これだけ成功を収めた今でも
むしろその「自分」が写真に映し出されることに
まだまだそれじゃ駄目だと言う


写真に 自分が居てはいけないんだな



それこそ
彼の写真の最大の魅力なのだと思っていたけれど
あくまでも
被写体を映すことが 自分の仕事なのだと言う
その課題は こんな偉大な人ですら生涯続くのでしょうか


「アントンの写真に映る自分を目指す」と言ったU2のボノ

それほどに
彼の映す写真は
撮られる全ての人を魅了する



でも逆に言えば
それに値するほどの被写体にならなければ 


いい作品は生まれないってことなのでしょう

















2013年4月19日金曜日

踏み込み


ソーシャルネットワーク。







一応登録しているものの
まったく機能していないmixi

twitter
Facebookは 未だ見て見ぬ振り


音楽活動している部分だけからみても
これらを機能させた方が
色んな方に知ってもらえたり
宣伝になったりするのだろうし

周りの人達も
積極的に活用している人は多い



こういう時代ですからね
やった方がいいと思いつつ時は過ぎ・・・

今回の音源を出すタイミングで
始めてみようかと思いつつ
どうせやらないだろうなと予想しつつ。。

(しつつ思いつつ、ばかりだな)





登録した途端に
大量な遠い遠い知り合いまでごっそりと現れるのは
少し恐ろしい感じもしたりして。




でもとりあえず

この自分のHPが在るお陰で
昔から応援して下さっている方からカキコミを頂いたり
懐かしい友人知人から連絡を貰ったりして


アタシが活動していることを
アタシの知らないところで知っていてくれる人達がいるんだなと
そう判るだけで 


この文明の利器に 感謝せねばと思います




ま パソコンも携帯も
デビューするまで だいぶ時間掛かったしなぁ







・・・要検討!








2013年4月17日水曜日

有言


持っていたい。





レコーディングの終わった夜。

山の手線に乗り込もうとしたら
全車両のドアの両サイドに
サッカー日本代表の 本田圭佑選手の大きな宣伝写真!!


本田選手 大ファンなので
思わず写真を撮りまくってしまいました

















ロシアリーグに所属する本田選手

つぎこそヨーロッパの名門チームへ移籍か!
と騒がれる度に
度重なる怪我。


6月のワールドカップ予選も
出場は微妙
出てくれ、、と願うばかり


人生の勝負 と思う時に・・・怪我。



それでも不思議と彼の

「俺は持ってる」というポスターを見ると
まったく違和感がない



怪我は「神様が与えてくれたチャンスだ」と
彼は 怪我をする度に言い放ちます
そして怪我が治る度に 
言葉は真実となって ピッチで証明される


それでも相当な精神的苦悩は 隠せない。
普通の人なら きっと潰れている





それでも 持っている

それでも 持っていて欲しい






応援し続けます







2013年4月15日月曜日

進級


真っ白。




という訳で
怒濤のレコーディングがなんとか無事に終わりました


やってみて
足りないものが沢山見付かったし
得たものも沢山あって
とにかく終わったその日は 空っぽでした


演奏すること
歌うこと
判断すること
そしてそれをエンジニアさんに伝える作業

全て自分でまかなうことが どれほど大変なことなのかも痛感したけれど
これはホントに
やってみないと判らない ということに尽きます


今までどれだけ人に助けられてきたのかも分かったし
それだけ人に頼ってきたのかも分かった


出来上がったものを聴いてみて
当然 歌とギターの音以外は入っていないので
明らかに今までの音源とは違う



これだけ最先端な技術が進む中で
素朴過ぎて驚かれるかな・・



でも
逃げも隠れも出来ない状況の中で
今やれることは出し切りました


ま・・これはいつものことですが
聴けば聴く程
「あーーここもう一回録り直したい。。」 という部分は多々出てきます



そういいながら
今日も何度も何度も聴いちゃって
あら やっぱりいい曲じゃん〜!!って


そんな自画自賛の自分も たまにはいいか、な。




さて次はライヴに向けて(日程はまだ未定ですが)
気持ちを切り替えてゆかねば







気がつけばまた 違う景色が見えてくるだろう。







2013年4月12日金曜日

歳月



あれから10年。


気がつけば
デビューミニアルバムをレコーディングしてから
10年近く経とうとしている


10年か・・・。


少なくとも10年間
音楽と切り離せない生活を送ってきたのかと思うと
ちょっと驚くけれど

正直 あっという間というか
当たり前に音楽がいつも 傍にいたわけです



最初のレコーディングは
それこそ右も左も訳分からず
ディレクターさんやプロデューサーさんの言うことを
歌で表現するのが精一杯だった


それでも夢にまで見た
初めて尽くしの体験に 心踊る日々



子供は 失敗も挫折も知らない
だから純真で 怖いモノ知らず

あの頃のアタシは きっとそんな感じだった



10年という歳月は アタシの周りを 怖いものだらけにしました


そして今は
それさえ越えて どこか開き直っている

きっと そうならざるを得ない経験を
予想以上にしてきたのかもしれません


それは誰の人生にだって 当てはまることですが。




で やっと今また
ある意味新たなスタート



10年後に 一人で弾き語りのレコーディングをするなんて
10年前の自分には 想像もしていなかったこと


まさかーって 苦笑されるか
まだ歌ってたの?!って 驚かれるだろうか







「石の上にも3年」なんて まだまだ甘いぜ

明日 がんばります















2013年4月10日水曜日

空の色


息苦しい世界。




朝から レコーデョング前の最終リハへ。
って言っても変わらず独りきりですけれども
(淋しい訳じゃないのよ)




今日は黄砂が飛ぶなんて聞いたので
念のため洗濯は控えた、けれども


目に見えない恐怖が多過ぎて 麻痺していることが これまた恐怖。


小学生の頃は
光化学スモッグ注意報のアナウンスがヘリコプターから流れて
校庭で遊んでいたアタシも
息苦しくなったのを
なんとなく覚えている


「百聞は一見に如かず」
というくらいで
目に見えないものが どれだけ体に害を及ぼすのか

及ぼされないと判らないし
対応のしようがない

(警察が「事件になるまでは逮捕出来ません」
って言っているのと なんか似ていて嫌だな)



そんなこんなでリハは燃え尽きて終了
やれることは 全力でやってきたぞー


スタジオ帰り
ギターを背負ったアタシに 近所のおじさんが
「ギター 上手いの?!」と訊く



「いやいやー趣味程度で・・」とアタシ。





「結構ね 弾けちゃいますよ」なんて  即答出来る日が 夢です





















2013年4月8日月曜日

筋トレ


いまさらだけれども。



バランスボールを買ってしまいました

スポーツ選手はもちろんのこと
最近では会社でも
椅子代わりにボールに座って仕事をするなんて光景もあって

運動不足を否めないアタシは
前々からずっと気になっていた


買って使ってみたら・・やっぱり良い!!


座っているだけでもかなり腹筋にきます


歌うことの為に始めた腹筋運動は
気が付けば もう十数年続けている
そのお陰か ボールに座る安定感は 有り。


ボールの上で腹筋運動は 更に、きます



当時コレが流行った頃は
お年寄りがボールから転がり怪我をしたなんて話もあったな




何事も集中力




そして 今日も元気に筋肉痛。








2013年4月6日土曜日

春の嵐


嵐の前も、後も。



この写真は去年 花見を見逃した後に撮った一枚


嵐の前の静けさも好き
過ぎ去った後の 爽快感も好きだ


今のアタシは正に
嵐の直前。


どんなに焦っても
自分のやれることは限られているのに
何故それ以上のものを望もうとするのだろう

いや、、それが無くなったら むしろマズイんじゃなかろうか
最近 こんな感じばっかり



今回録音する曲の中の
「ひとごとじゃない」という曲があります
その中の歌詞に


‘あなたにとって
どうでもいいと思うことだって 誰かには
どうでも良くないことが 意外とあるの’


というフレーズがある

だからアタシは
出来る限り 
誰かにとって大事なことに 気付いていける人になりたいって思うのです


でもそれって結局
自分の大事なときにも 気付いて欲しい
判って欲しいという裏返しじゃないかと。。



自分を中心に世界が回るのは 止む終えない



それでも
誰かのために何も出来なくても
せめてそれに気付ける人でありたいです



雨が降ってきました



嵐が 来るかな








2013年4月4日木曜日

我慢


お預け状態。





初めての弾き語りレコーディングを
来週末に控える為
さすがにライブを観に行っている場合じゃないかなということで

大好きな塚本さんや
モアリズムのライヴは 自粛中
はぁー 行きたい行きたい
こういう時に限って 観たいライヴが重なったりするものです

でも行ったら行ったで
彼等の当たり前にカッコいい音を間に当たりして
また自信を失いそうで怖かったりして



心の余裕 皆無だな。。
自分が今やれることを 全力でやるしかないのにね




時間を上手く使えないアタシは
最近いつも何かに追い立てられているようで
胃がキリキリしています


これって…
アタシにしては珍しく
精神的に胃が痛くなるほど
無意識に焦りを感じているのだろうか!!


いや アタシに限ってそんな筈ない。

先週の肉の食べ過ぎからの腹痛が
胃痛に変わっただけか?!



原因不明だけれども
鈍痛が続くよ
レコーディングが終われば 消え去ってしまう気がしますが。



若い頃の大失恋

そんな時ですら
食欲が湧いてしまう自分に愕然としたのを覚えている







あ ちなみに今現在も食欲は衰えず



精神と食欲のバランス 比例しないもんだ














2013年4月2日火曜日

思い出の景色



惜別と進化と。



つい先日
東急東横線 渋谷駅が地下に潜り
今まで使われていたホームが
期間限定で
ユニクロのTシャツに埋め尽くされている映像を見た


アタシは東横線沿いの「新丸子」という駅に
5年以上住んでいました

理由はただひとつ 音楽活動の為。



ライブやリハーサルで一番頻繁に通う渋谷駅に
一番便のいい路線として考えた時
そして愛する横浜にもすぐに行けるという思いを加味すると

やっぱり東横線しか有り得なかった


新丸子は 各駅しか止まらない駅だったけれど
下町の雰囲気を残しつつ
こざっぱりした街並で アタシはすぐに大好きな街になり

住んでいたアパートも
狭いながらも日当り抜群の いい部屋だったな



渋谷行の電車に ギターを背負いながら揺られたあの日

帰り道 色んな悩みや喜びを抱えて揺られたあの日



東横線は 少し遅いアタシの青春の思い出が 
ギッシリ詰まっている





もう 「渋谷」が終点ではない東横線
光の射さない渋谷駅
まだこの目で見ていないので どうにも現実味が無いのですが・・







 不思議な淋しさが 日に日に込み上げています












フナクボ香織 エレキギターを弾き語るオンナ