2019年7月19日金曜日

明日 ラジオ出演します☆

コラムがきっかけとなり
ラジオにお声を掛けて頂きました
音楽のこと、子育てのことお喋りします

7/20(土)朝7時スタート
TOKYO- FM系 musicbirdコミニュティ 

F M全国ネット「おはようサタデー」



☆FM世田谷のHPからクリックひとつで
全国何処からでも簡単に視聴出来ますので是非お聴き下さい♪


その他の視聴方法>
北海道から石垣島までコミニュティFM
&インターネット・サイマルラジオ
(PC、iPhone等々局のHPから聴けます♪)
※例えば FM世田谷、FMハロー(浜松)、FM佐久平(長野)等々HPから。


パーソナリティ
ひのきしんじ(音楽プロデューサー)
&本間千代子(元女優)

2019年7月14日日曜日

コラム9足め〜実の母娘という距離感〜

朝日新聞 地域コミュニティ紙
我が街かわら版 
コラム『ウタ唄いの母ちゃん』

9足め
〜実の母娘という距離感〜





実の母親と娘の衝突、
という話は昨今珍しくない。

私も友人達から、
それに関した愚痴を幾度も聞いていたが、
先日それが他人事ではなくなった。

母は幼稚園の教諭資格を持っており、
勿論母親としても大先輩であるので、
私の息子に対しての有難い助言は多々ある。

ただ、時代と共に環境も変化し、
子供の為によしとされてきたことが
むしろ逆効果な行為となるケースも増えている。
母からすれば老婆心、
あるいは世間話の延長だったのか知れないが、
会う度に育児等に関する細かい指摘を聞かされると
私のストレスは増殖を続け、
先日数十年ぶりの親子喧嘩となった。

実の子だからと
遠慮なく言い放つ一言一言が
どれほど蓄積し突き刺さるのか、
親達には分からないのかもしれない。
嫁姑関係の方が適度な距離感を保て
むしろ平和ではなかろうか。
「親しき仲にも礼儀あり」は
実の親子では近過ぎ、通用しないのだろうか。

母が孫の誕生を
誰より深く願い待ち望んでいてくれたことは
痛い程分かっている。
今も、ズシリと重くなった息子を
必死に抱き上げる幸せな顔を眺めるだけで、
この子を産んで本当に良かったと思う。
この騒動は終止符を打った。
孫を溺愛するが故の助言と割りできるだけ受け流す。
これが一番平和的解決なのだろうと
悟ったからだ。

数十年前、高二の冬。
進学して音楽を基礎から学んでみたら?
という提案を頑なに拒む私に対し母が
「まったく、夢みたいなことばかり言って」
とボヤいた。
私はそのひと言にブチ切れ思わず
「お前に何が判るんだよ!」と言い放った。
その晩、母は初めて私に夕飯を作らなかった。
その代わりに
〝親をお前呼ばわりする人に
食べさせるご飯はありません〟
というメモがテーブルに置かれていた。

結局その一年後、私は音大に進学し夢を繋いだ。
そう、母の日ひと言は
大事な時に色んな形で私に痛烈にヒットする。





フナクボ香織 エレキギターを弾き語るオンナ