2013年3月31日日曜日

集合


桜散り、春が始まる。



昨夜は久々に家族揃っての食事

12月生まれの親父
2月生まれの母さん
そして3月生まれのアタシの 合同誕生会。



なかなか皆揃って食事をする機会は無いので
貴重なひととき

肉問屋直営店で しゃぶしゃぶを食す 


肉!!・・・美味過ぎる。



かなりの上等な肉を
「食べ放題」と言われると 無理をしてでも食べなければと頑張るが
やはり全盛期には到底及ばず 無念。。


しかもフナクボ家
まったくピッチ上がらず
全然食べ放題の意味が無いじゃないかー
と その分もなんとか無理をして頬張った


そして帰宅後 お腹の具合が悪かった・・
(もういい加減 自分の限界を知れということだ)




贅沢と無縁の食生活だけれども
こうして 稀に本当に美味しいものを食べるときの喜びは
格別だったりする

もう数ヶ月分の牛肉は摂取しただろう


※従業員のおばちゃんの接客が
 あまりにも無愛想でぶっきらぼうで 面白かった
 眉間のしわは 笑っても一緒だったから
 きっと根はいい人だという結論に至った








親父と母さんは相変わらず元気で
弟は 親父の跡を継ぎ 会う度に逞しくなり
姉は相変わらず続く 音楽の道を歩き続ける



こんな時間が 永遠に続く訳が無い






続く訳が無いから 大事にしなければ。 








桜の命も 同じことだ








































2013年3月28日木曜日

オメデトウ


雨降って地、固まる。





自分の歳を改めて直視して

「・・は??」

というような年齢に差し掛かってきた


という訳で また一つ 重ねられた1年。



昨日はあいにくの雨
寒々しいバースデイでしたが
(ザックJAPANも負けたー)

普段はおとなしい携帯が
色んな人達からのメールで賑わった

感謝!!

アリガトウゴザイマシタ



雨が降らなきゃ 埃っぽくて息苦しいからね





体の根元まで染み込むような喜怒哀楽を また1年味わえます様に。





モリエちゃんから送られたイチゴの山!!
甘過ぎて 手が止まらない・・





2013年3月26日火曜日

見逃さず



1週間前。


そして・・





1週間後。



見事に咲きました

今年は間に合ったぞー







2013年3月24日日曜日

償い


思いの在り処。



「刑務所製品展示即売会」          
というイベントコーナーに たまたま通りかかった


服役中の人達が作った
バックなどの小物から
大きいものではダイニングテーブルやタンスまで
職人顔負けの品々がズラリと並べられていた


藍染めのような綺麗な布で作られたバックに目が止まる

そこには
刑 はこだて 獄 PRISON  のロゴ

誰が考えたのだろうか
自虐的という言葉しか見付からないけれども。



どんな罪を犯した人が
どんな顔をして
どんな思いでこのバックを作ったのだろうかと
色んな事を思ったりした


買うまでには至らなかったけれども
結構人が集まって賑わっていたな





何かを作り出すということは  自分と向き合うことと一緒だ









2013年3月21日木曜日

猛春



春よ ちゃんと来いよ。




「春を通り越して 初夏が訪れるでしょう」


なんて
気象予報士の人が言っているけれど
嘘でもない感じの今日この頃

今日はちょっと肌寒く感じるほどだ。


先週末
近くの桜並木通りへ早速行ってみたが 
さすがに先走り過ぎたようだった



また満開になったら 同じアングルで撮ってみよう
って、、、
ニュースでは もう満開の場所もちらほらと・・


まったく ハッキリしろや!と
間の悪いアタシは 桜に当たるのでした。
(確か去年この場所へ行ったら もう完全に散り切っていた)



今週の土曜日が どんぴしゃらしいぞ




皆さんも 花見 お見逃し無く




 


 



2013年3月19日火曜日

侍の背中



無念。




明日 水曜日は決勝戦。

漲る気合いで 日本を応援する予定だったのに
・・ガックリです


侍JAPAN

最初は色々文句も言っていたアタシですが
試合を重ねる度にチームが輝きを増し
結局目が離せず
見られる限り 応援を送り続けていました


昨日は丁度 
プレーボールと同時間にスタジオで練習
そんな訳で
ワンセグをチラ見しながら弾き語る(集中集中・・)


練習が終り
9回裏 最後の攻撃は 帰りの電車の中
携帯をさりげなく見ながら
「た、、 頼む打ってくれ!!」と念を送る


電車の乗客は だれも野球を見ている様子は無い。
まあね 誰もが興味ある訳じゃないものね


と画面に目を戻すや否や
・・試合終了。
ちいさな携帯の画面が 尚更この惜敗を哀しく映した


終わったものは仕方ないし
「たられば」は言いっこ無し


痺れる試合 見せて貰ってありがとうございました!!
(でも「あのミス」は選手のせいじゃないと思うけどね)








それでもやっぱり。 決勝戦 超見たかったよーーーー








2013年3月17日日曜日

ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー





愛が生み出した 戦場の写真。




横浜美術館へ写真展を観に行く。


「ロバート・キャパ」という名前で
世界的に知られる 報道カメラマンがいる


しかしその正体は
アンドレフリードマンとゲルダタローという
恋人同士の男女によって作られた 
架空の写真家だったことが判明


今回初めて
そのそれぞれがどの作品を撮ったのか
どの作品が彼等の共作だったのかを明らかにする
貴重な写真展となった


面白かったのは
彼であるフリードマンが撮る写真は
芸術的で繊細さを感じるものが多くて

逆に彼女であるタローの方が
人の顔にかぶり付きで撮影するような
迫力ある作品が多かったこと


男のロマンと 女の現実性

これって世界共通なのかもしれないな。






スペインの内戦で撮影したと言われている
「崩れ落ちる兵士」

















兵士が敵軍に撃たれた決定的瞬間を映し出したとして
今でも語り継がれる作品ですが

実はこの作品  訓練中の写真だったのでは・・という
‘いわく付き’のものになってしまいました

しかもこの写真を撮ったのは
彼女だったのではという説もあり
ま あくまでも憶測の域を越えないので


結局のところ 真実は彼等のみが知る




もし仮にこれが 訓練中の写真だったとしても

戦争の恐ろしさを伝える為に
あえてこれを発表したのだとすれば

その表現方法って
正しいか間違っているのか 難しいところだ



事実ではなくて
戦争という恐ろしさの真実を
写真という形で伝えようという思いだったのならば

それはある意味正解のような気もする





いやーそれにしても 見応えのある写真展でした

今月24日までやっているので
興味の在る方は是非 横浜へ足をお運び下さい
(東横線も 埼玉まで延びたしね)


二人の写真家 詳細はコチラ>>








2013年3月15日金曜日

贅沢な歌








水曜日
自分もお世話になっているライブハウス 
横浜のHIYOSHI Napへ行く


先日初めて聴いてやっぱり凄かった 竹原ピストルさん
そしてセミアコで弾き語る リトルキヨシさんの 2マンライブ

二人で色んな場所を歌い歩いくツアー


全く世界観の異なるそれぞれの歌ですが
どちらがいいかなんて
考えるだけ無駄な程 いいライブだったなぁ

キヨシさんのギター 
無茶苦茶カッコ良かった



歌いたいことに迷いが無い人の歌は
受けても迷い無く聴けるんだなと

当たり前なんだけど なんだか感動した


テレビでは決して流せないようなフレーズだからかどうか
判らないけれど

あまりにも直接的で
それなのに何故か優しいピストルさんの歌
感動とはどこか違う涙が お客さんから湧き出る


聴けば聴く程 不思議な歌
聴けば聴く程 やみつきだ






帰って早速 ギターを触りたくなった そんな夜でした。




















2013年3月13日水曜日

モアリズム



必聴。


モアリズム NewAlbum「&BLUES」



大好きなバンドの新譜です


当たり前なんですが
好きな人は凄く好きだと思います
(勿論アタシも その一人です)

‘ブルース’とタイトルに付いていますが
決してブルージーな楽曲ばかりではなく
聴けば聴く程 盛り沢山で小気味良い!



音楽ってよく

落ち込んでいる時に聴きたい曲
恋をしている時に聴きたい曲
気分が乗っている時に聴きたい曲
やる気を漲らせたい時に聴きたい曲

など…
色々と その時々の気持ちのシチュエーションによって
曲を聴き分ける方もいるかと思いますが



モアリズムの曲は いつ聴いても大丈夫




泣けて笑えて ホッとします



こういうバンド 他にいないだろうな。

いなくていいけれど。




 










2013年3月11日月曜日

忘れてはならない日。



「ひとごとじゃない」か、否か。




アタシが昨年
一人に戻って歌い始め 最初に出来上がった曲は
「ひとごとじゃない」というタイトルだった


特に意識した訳でもないのに
出来上がった歌詞は
明らかに 震災を受けての自分の思いだったことが分かり
驚いたのを覚えている


アタシには
当たり前に命が在って
家族が生きていて
住む家があって
故郷もあって

好きな歌を 歌っていられる


このことが どれほどに贅沢なことなのか
改めて思い知らされる日



正直 2年前の今日が
心のどこかで「ひとごと」に映る部分も ある

どんなに悲しんでも
腹を立てても
それは遥か遠い場所の話のようで
 
一体この先
どういう思いで あの日のことを受け止めてゆくべきなのか




14時46分に黙祷を捧げながら
そんなことを不安に思った




自分の身に 同じことが起こらねば
ひとごとじゃないと言う資格さえ ないのかもしれない





情けないけれど 2年経った今も こんなことしか言えないのだ。












2013年3月9日土曜日

学んだ筈ですが



超苦手。



レコーディングの日取りも来月半ばに決まり
とりあえず当日用意しなければならないものは・・

譜面だ。


録音をお願いするエンジニアさんに
曲の構成を伝えるために 当然必要なのですが


嗚呼 アタマガ ワルイ

・・ではなく アタマガ イタイ。(いや 結局どっちもだ)



普段 曲を作っても 譜面に起こすことなく覚えてゆくので
こういう時に四苦八苦だ
結局ね  練習しているうちに
歌詞もコードも染み着いてゆくもんです(The 言い訳)



譜面の書き方は
学生時代に教わったはず っていうか教わったので
書けて当然 書けずに唖然

いやはや 情けない


聴音(ピアノの音を聴いて譜面に起こす)の試験なんぞ
それはもう地獄でした



運転免許と同じで
学んだことが 恐ろしく役に立っていない



記憶を辿りながら 始めてしまえばなんとか書けるものの
重い腰はなかなか上がらぬもんで



今日は朝から近所の店で 気分を変えて集中
全7曲分 まずはざっくり書き終えた





いつも空いているこのお店・・


気付けばアタシ一人じゃん!

昼時だっていうのに
大丈夫かね






って 他人の心配より 自分の心配しようっと。。







2013年3月7日木曜日

本家SAMURAI



結果が全て なんだけど。



WBC 昨夜はキューバに敗北

打線が波に乗らず
チャンスでゲッツー
ピッチャーも代る代る1点取られ

盛り上がったのは最終回で 時 既に遅し。



もちろん
これから調子が上向きになることを期待しているわけですが

メジャーリーガーが 一人も居ないというのは
やはりどこかやるせない


日本で活躍しているから
ある意味で「真の侍」ではあるんですが・・




何は無くてもイチロー選手さえいたら、、と思ってしまう
チームの士気が
格段と上がっていたのは間違いないと思う



この人がいるから ついていこう
この人と優勝を手したい
っていう 
選手同士の 一緒にプレー出来る喜びみたいなものが
前回と比べると
どうしてもあまり感じられないのはアタシだけかな


そういうのって
目には映らずとも見えるときがあって
周りにも確実に伝染する



ピッチャーだって打線だって 
どの国にも 引けを取らない



問題は それ以前のことじゃないだろうか。











って・・・ なんだかんだ 気になって観ちゃうわけだわ








2013年3月5日火曜日

BIG HUG


シンガー兼モデル。(嘘です)




昨日は年に2回のお楽しみ
知り合いのデザイナーさんの洋服ブランドの
展示会&HP用の写真撮影にお邪魔しました


撮影は スタッフの女の子や
デザイナーさんの友人知人などをモデルにして
ズラリと並んだ服を
皆で取っ替え引っ替えコーディネートしながら
サクサクと撮影していきます



アタシも数年前初めてお邪魔したとき

「じゃあ 香織ちゃんコレ着てみようか!」と
戸惑う暇もなく着させられ

しかし今じゃ自分から
「コレ着ていいですか?!」と楽しんでいる


最近は来月の録音に向けて
ひらすらギターと2人きりの時間が多いので
こういう非日常的な空間は刺激にもなり 癒しになった!



そして何より とにかく服が素敵です
素朴でありながら
意外なところに遊び心があったり 素材のよさは抜群
ありそうでない美しい色使い

靴は ポルトガルの92歳になるお爺さんが
いまだ現役でひとつひとつ手作り

デザイナーさんが海外を駆け回りながら
素材や職人さんを探し続け 作品が生み出されていく


そんな忙しい中
昨年も何度も アタシのライブに足を運んで下さり
アタシもここで買った服を着て歌ったりと
こんな形で人って繋がれるんだなぁと 新鮮な喜びも在ったり。



受注生産なので
なかなか多くの方の手に入らないのが残念ですが
この先 東京にも店舗を作る計画があるので
とても楽しみだ


その時にはこのブログでも紹介したいな。








産みの苦しみと喜び

どちらも無ければ成り立たないのです







2013年3月3日日曜日

桃の節句


雄か雌か それが問題だ。



今日は楽しい雛祭り〜
・・・なんだなと 母さんからのメールで気付く

実家では今でも毎年
雛人形を飾ってくれていて
「来年から 香織の家に持って行って飾る?」と言われた


死んだお婆ちゃんが私の為に買ってくれた
大事な雛人形
年に一度は表の空気 吸わせてあげなきゃバチが当たるね








昔から 何故か「女の子」的な事が苦手だった。


着るものも 何故かスカートを拒絶していたし
バービー人形や クマのぬいぐるみよりも
超合金ロボットや キン消し(判るかしら‥)に 弟と一緒になって心躍らせていた
(でも内面はガッツリ女の子でしたわよ)

たまにスカートを履いていくと
「どうしたの?今日何かあるの?」と聞かれる有様でした




小学生の時から飼っていたパグ犬の 
愛犬「しし丸」

ある日 しし丸の散歩に出掛けたら
その途中 
当時20歳前後だったと思われるお姉さんに声を掛けられ

「女の子?男の子?」と訊かれた


「男の子です!」と、 しし丸に微笑みながら答えると


お姉さんはアタシに向かって

「へーやっぱり君 男の子なんだ!どっちかなと思って」


・・あ・・?アタシの事?!













そう そのお姉さんは しし丸ではなく アタシの性別を訊いていたのだ


気付いたけれど否定も出来ず

「は、はい。。。」
って答え そそくさとその場をあとにしたアタシ



しし丸は 何事も無かった様にまたグングンと散歩に突き進む





しし丸に「お前じゃなくてアタシの事だったよ」と
愚痴をこぼした帰り道



子供ながらに少しショックを受けた 幼い記憶

知ってか知らずか
しし丸は やたらと後ろを振り返り アタシを見ていた






今じゃこんなに女性らしくなりましたけど!

・・と 言えぬ自分が  また情けない








2013年3月1日金曜日

反シェア派


アタシのものは アタシのもの。



女性同士なんかで食事する時に

「じゃあ コレとコレ頼んでシェアしようよー」
なんて言う人がいるが


余計なことを言わないで欲しい。と 常々思う


それぞれが食べたいものを食べればいいのであって
なんでわざわざ
自分の食べたい物を人に分け
自分がさほど食べたくないものを
有り難うと 受け取らねばならぬのか


女性は特に
色んなものを少しずつ食べたい傾向にある

色々食べたいけれど
たくさんは食べられないのだろうから
気持ちは判るけれど

アタシはやっぱり
好きなものを 誰にも気にせず 

心のゆくままガッツリ食べたい




でも一応アタシも協調性を保つため
渋々‘シェア’ってやつをすることもある



差し入れでお菓子なんかを頂くときも
スナック菓子なんて 一口食べ出したら
一人で一袋
本当は食べたいわけです

でもそんな訳にはいかないから
我慢するけれど
一度火がつくとなかなか抑え切れない


なのでそういう場合は
逆に 手を出さないようにしたりして



帰宅途中のコンビニでお菓子を購入
帰宅後 一人で一袋 爽快に食べるのです







コレと決めたら一直線


人も食も夢も 一途にいこうじゃないですか






 










フナクボ香織 エレキギターを弾き語るオンナ