2013年3月3日日曜日

桃の節句


雄か雌か それが問題だ。



今日は楽しい雛祭り〜
・・・なんだなと 母さんからのメールで気付く

実家では今でも毎年
雛人形を飾ってくれていて
「来年から 香織の家に持って行って飾る?」と言われた


死んだお婆ちゃんが私の為に買ってくれた
大事な雛人形
年に一度は表の空気 吸わせてあげなきゃバチが当たるね








昔から 何故か「女の子」的な事が苦手だった。


着るものも 何故かスカートを拒絶していたし
バービー人形や クマのぬいぐるみよりも
超合金ロボットや キン消し(判るかしら‥)に 弟と一緒になって心躍らせていた
(でも内面はガッツリ女の子でしたわよ)

たまにスカートを履いていくと
「どうしたの?今日何かあるの?」と聞かれる有様でした




小学生の時から飼っていたパグ犬の 
愛犬「しし丸」

ある日 しし丸の散歩に出掛けたら
その途中 
当時20歳前後だったと思われるお姉さんに声を掛けられ

「女の子?男の子?」と訊かれた


「男の子です!」と、 しし丸に微笑みながら答えると


お姉さんはアタシに向かって

「へーやっぱり君 男の子なんだ!どっちかなと思って」


・・あ・・?アタシの事?!













そう そのお姉さんは しし丸ではなく アタシの性別を訊いていたのだ


気付いたけれど否定も出来ず

「は、はい。。。」
って答え そそくさとその場をあとにしたアタシ



しし丸は 何事も無かった様にまたグングンと散歩に突き進む





しし丸に「お前じゃなくてアタシの事だったよ」と
愚痴をこぼした帰り道



子供ながらに少しショックを受けた 幼い記憶

知ってか知らずか
しし丸は やたらと後ろを振り返り アタシを見ていた






今じゃこんなに女性らしくなりましたけど!

・・と 言えぬ自分が  また情けない








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