2013年3月11日月曜日

忘れてはならない日。



「ひとごとじゃない」か、否か。




アタシが昨年
一人に戻って歌い始め 最初に出来上がった曲は
「ひとごとじゃない」というタイトルだった


特に意識した訳でもないのに
出来上がった歌詞は
明らかに 震災を受けての自分の思いだったことが分かり
驚いたのを覚えている


アタシには
当たり前に命が在って
家族が生きていて
住む家があって
故郷もあって

好きな歌を 歌っていられる


このことが どれほどに贅沢なことなのか
改めて思い知らされる日



正直 2年前の今日が
心のどこかで「ひとごと」に映る部分も ある

どんなに悲しんでも
腹を立てても
それは遥か遠い場所の話のようで
 
一体この先
どういう思いで あの日のことを受け止めてゆくべきなのか




14時46分に黙祷を捧げながら
そんなことを不安に思った




自分の身に 同じことが起こらねば
ひとごとじゃないと言う資格さえ ないのかもしれない





情けないけれど 2年経った今も こんなことしか言えないのだ。












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