2013年7月25日木曜日

泣き歌い。

「歌を聴いて泣く」

ということが今まで本当に無かったアタシ。


人の歌を聴いても
まして自分の歌を聴いて泣くなんて以ての外だった
ハズ・・なのに


最近、、、泣く!!
自分の歌を歌いながら泣く。

なんて幸せな奴なんだと自分でも思う


今回出来上がった新曲も
必ず同じ箇所で 鼻がツンと来て

スタジオの大きな鏡には 真っ赤な目になった自分の顔が映る


自分のライブで 歌を聴いた方が泣いている姿を度々見て
いやいや泣くなんて嘘でしょ?!
なんて(失礼な話です)
他人事のように不思議な感覚さえあった

「共感」を呼ぶ歌を
作ろうと思っても出来ないし
それを狙って作った曲があるかと言われれば 無いに等しい


結局 自分の辿ってきた道を
言葉に託して歌っているだけなのだけれども

泣くっていうのは
どこかその人の歩んできた人生を
思い起こさせるきっかけになっているのかもしれない


今の自分と照らし合わせて
ため息をつく人もいれば 奮起する人もいる
懐かしさに浸る人だっているだろう


そういう色んな涙が在ることを
最近 自分で泣き歌いしながら ふと知ったような気がする


昔は 聴き手がそれぞれの受け取り方で
自分の歌を聴いて貰えればいいとは 
どうしても思えなかった
 
自分が作った思いで伝わらなければ
意味が無いじゃない?って思っていた


でもそれは違った

だって生きてきた足跡は 10人いれば10人違うのだから。


だから今回作った曲も
それぞれの人が それぞれの思いで聴いてくれるよう願います!




ただ

本番のステージで本人が泣くのは
結構シラケる危険性ありなので・・・気をつけようっと・・







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