2013年8月6日火曜日

嘆きのピエタ


ライブ後の重いご褒美。


韓国映画「嘆きのピエタ」
公開期間ギリギリのところでやっと観られました



横浜の黄金町という場所にある
年季の入ったビル
この感じなんだよなーやっぱり映画館って。



古びた町工場が連なる ソウルの清渓川近く。
主人公の男は 
極悪非道な借金の取り立て屋

借金返済者に むごたらしい暴力で障害を負わせ
その障害者保険で借金を返済させるという
初っ端から目を背けたくなるようなシーンが続きます


そんな日々の中突然 
「私はアナタを産んですぐに捨てた母親だ」と名乗る女が現れる
天涯孤独だった彼は当然信じられず
しばし相手にしなかったが

彼女のしぶとさに負け
気がつけば 彼は彼女を母親だと信じ出し
そして彼自身の内面までもが変わり始める

人間的な優しさや
母親を守るという愛情が生まれて初めて芽生え
日々の生活に 微かな光が射し始める

しかしそこから話はまた徐々に暗転
母の様子も不自然で おかしくなってゆく

今日があなたの誕生日なのよと言い残し
プレゼントに編んでいたセーターと共に母は消える

必死に母を探す彼に待ち受けた結末は・・・





という、、まぁホントに涙も感動も無く
それでも見終わった後に胸が詰まり過ぎて
絶望感で満たされた夜の帰り道でした

いやーここまでどん底に突き落とされた作品は久々


韓国映画では「息も出来ない」という
アタシの大好きな作品が在りまして

これも主人公は 辛い過去を背負ったチンピラ
ビートたけしさんの映画もそうですが
アタシは別に 
そういうものが好きで観にっているつもりはないのですが


たとえ世間からはみ出た人間でも
些細なことをきっかけに人間らしさを取り戻し
愛情という治療で 希望を見出していく感じが好きなのかもしれません


というか人は誰でも
何かをきかっけに変われる力を持っているということを
信じたいのだと思います


暴力と愛は さじ加減ひとつで どちらにでも転ぶ 
対極なようで 実はすぐ隣にあるもの
なんて思わされた夜でした
 

帰り道

黄金町の駅前で
韓国人の方達がハングル語で会話をしていて(普通ですが)
思わずビクッとしてしまった。。はっは。。。







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